満足なバッグ
バッグが好きでたくさん持っていたが、最近がっつり断捨離した。
持つたびにいまいちな気分になるものを断捨離。
中古屋で売れるものは売ったし、引き取り手のないものはゴミに出した。
すっきり。もう袋物は買わないよう気を付けよう。
そんな中で残ったもの。
やはりエルメス。
イタリアの革工房で作ってもらったケリー風バッグが4つ。
ぺリンガー社のシュリンクレザーを使った日本製のバッグが一つ。
これでも多いんだけど
手放せないものばかりだ。
バーキンはだいぶ前に購入して、
なんだか恐れ多くてずっと使えなかった。
出してみるたびにいいな、と思っていたが
どうも、値段を考えると使えなかった、けち臭い。
最近すっかり考えがかわり、持っているからには使う方針にした。
よく、服がしょぼいのにバッグだけ高そうなのはダサいとか
バーキン持って電車にのるのは恥ずかしいとかいうが
自分はまさにそれで、
でも人にどう見られようとべつにかまわん。。
バーキンはつくづく、満足100%のバッグだと思うからです。
使いにくいとか重いとか言われるが、
革のトートバッグとしてつかっているので、上は開けっ放しだし
重さもまあまあだと思う。
私のは35センチ、なかにバーキン専用のインナーバッグを仕込んで使っている。
いちおう、汚したくはないので、四隅など注意はしているつもり。
一つは黒のシェーブルコロマンデル。
シルバー金具。これは思えばちょっとババ臭かった。が、いまよりもっと
歳をとるときっとシェーブルコロマンデルのおとなしい雰囲気が似合うようになる
と信じて持っている。
もう一つはブルーインディゴのトゴ。
金色金具。こちらは頑丈そうで、いかにもバーキンだよ、という品物。
今の自分にあっているのはこっちかな。
ボリードはエトゥープのクレマンス。
白いステッチがどうも苦手で、あまり持つ機会がない。
とはいえ、
エルメスの革のタッチ、どれを触っても素晴らしい。
エルメスのバッグを触ったあとだと
あまりほかのバッグに魅力を感じなくなるので
バッグを見たり買ったりすることがほとんどなくなった。
なんとういか、
全体からただよう、堅牢な感じ、まじめに作ってある感じ。
ずっとこのままだよ、変わらない、という感じがたまらない。
思えば私が一番最初にエルメス素敵、と感じたのは
80年代に小林麻美がトレンチコートにヒョウ柄のスカーフをして
茶色いケリーバッグを持っている姿を見たときだった。
80年代に素敵だと思ったこのスタイル、
いまごろになってやっと自分も似合うようになったかな~と
トレンチ+バーキンのスタイルが好きだ。
欲をいえば、
オーソドックスすぎてつまらないかもしれないけど
ゴールドのバーキンがほしい。
ほんと、ただ荷物いれて歩くだけなんだけど
一回使ってしまうと
バーキン、やっぱりいいんだよね~。というだけの話でした。