足の悪い猫を飼う人の日記

猫とは関係なく、メモ的な。

不便なこと 

人に好かれたいとは思わないが、いやな人だとも思われたくない。

そのせいか、反射的に人をほめたり、持ち上げるようなことを言ってしまう。

いやですね。

 

先日、芝居を観に行った。

何年も観続けている劇団で、観始めたころはほんとうに心から大好きでブログや

ツイッターで心からの賛辞を送っていた。

先日観た芝居は、

私としてはいまいち、というか、なんだかがっかりな出来だった。

中心となっている主催とその周辺の古株が年をとり、新しく入った劇団員は

素人同然だった(小劇団だからしかたないか)

古株役者たちはマンネリズムに陥り、

新規の役者たちがその周りをドタドタと走り回るという印象だった。

人数も、新規役者のほうが多く、彼ら全員に役をふりわけるために

やたらと舞台上に人がたくさんいる状況。

観ていてごちゃごちゃしていた。

しかも主役が新規なのだが、

その劇団に最近つながりのあるマスコミ系でやや有名人の娘。

その子の父親がだいぶ客をつれてくるのだろう、

長年その劇団を観てきたがありえないくらいの大盛況だった。

 

私にはなんの関係もないことだが、

なんだか楽しみに愛でていたものが壊れたみたいでちょっと寂しい。

彼らとしては幸せなんだろうが。

まず客がはいらないとどうしようもないものね。

 

ツイッターでは、お客の反応は大絶賛だったから

観る私のほうの体力気力の問題でつまらなく見えたのかもしれない

とも考えられる。

ほんとは、すごい力作名作なのかもしれないしね。

 

ツイッターとか、役者さんたちがチェックしそうなところでは

褒めることばかり書いてしまう。

 

ここに書いたのは完全な陰口ですわ。いやですね。

でも、自分に直接関係のないものを、あえてつまらなかった、

なんてご本人たちにいう必要もないものね。

今後どうなりますか。

ある意味、楽しみではあります。